神迎神事
島根半島の沖合にある「沖ノ御前島」まで船で参向し、神霊を神社本殿内の大后社・姫子社まで船でお迎えする神事です。神霊をお迎えするためには暗闇でなければならず、港内の家々では明かりを消して、厳粛と緊張の中で船が帰還します。船中では神楽が奏されるため、この神楽の音から「デンチャン祭」という通称で呼ばれることもあります。
虫探神事
社宝の虫干しを行う神事です。暗闇の中、宝物の面や鳴物などを本殿内から取り出し、鞨鼓・太鼓・つづみなど乱拍子の神楽が奏され、神霊の依り代である「面」を着した巫女が舞います。参列者が拝礼を行った後、宝物を殿内に戻します。かつては旧暦・7月7日に行われていました。限られた人にのみ、この面を撫でた「おなでがみ」が授与されます。
氏子の祭祀組織
以上の神事やその他様々な祭礼は「神社」及び、その昔日本全国の至る所でみられた当屋制度で構築された「氏子の祭祀組織」がそれぞれの役割を担い奉仕し、成り立っています。
国譲り神話
青柴垣神事、諸手船神事の由来となった国譲り神話についてはこちらをご覧ください。

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